“ミダ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:みだ
語句割合
50.0%
16.7%
16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然ルニ、高時ノ頃ニ至ツテ、政道ハミダレ、起居ハ王侯ヲス。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一切衆生ハ無生ノ中ニオイテ、ミダリニ生滅ヲ見テワクス——語の余韻よいんがお胸の底に重たく沈む。
南家の郎女は、一茎の草のそよぎでも聴き取れる暁凪アカツキナぎを、自身ミダすことをすまいと言ふ風に、見じろきすらもせずに居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
防禦ボウギョ陣地ノ部署ハ寸毫スンゴウ変化アルベカラズ、ミダリニ動クモノハ厳罰ニ処ス!
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)