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多少
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たしよう
ところがだん/\
進歩するに
從つて
石塊に
多少の
細工を
加へ、
手に
握つて
物を
打ち
壞すに
便利な
形にこしらへるようになりました。
いくらまづくともつまらなくとも、『
年のうちに』の
方には、
多少意味以外に
安らかな、そして
子どもらしい
氣持ちになつて
起した
氣分が
出てゐます。
彼等は
天ぷらを
愛するやうに「しるこ」をも
必ず——
愛するかどうかは
多少の
疑問はあるにもせよ、
兎に
角一
應はすすめて
見る
價値のあることだけは
確かであらう。
たとひ
多少それに
注意したものがあつても、
地震の
眞相を
誤解してゐるため、
適當なものになつてゐなかつた。
當時の
土器の
模樣は、
地方によつて
多少の
違ひがありますし、また
時代によつても
變つて
來たようですから、それらを
調べて
見ることは
面白いのであります。
細かいところになると、
昔から
多少、
別々の
意見はあつても、
大體かういふふうに、
意見が
一致してゐます。ところが、
私にいはせると、
意味が
大ぶん
違つて
來ます。
これは
容易に
消し
止められたので、
消防隊又は
一般の
町民の
間には
多少の
緩みも
生じたのであらう。
片歌は、
三句から
出來てゐて、
一番めの
句が
五音、
二番めの
句が
七音、
第三の
句がまた
七音、といふふうになつてゐるのが
普通で、その
音數には、
多少の
變化があります。
北朝鮮からは
石器も
土器も
出ますが、その
土器は
南朝鮮のものとは
少し
違つて、どちらかといふと
日本の
繩紋式土器に
多少似た、あらい
線の
模樣のあるのが
出るのであります。
それが
火口から
盛り
上つて
出る
形状は、
西洋料理に
使はれる
菜の
花に
似てゐるから
菜花状の
雲と
呼ばれる。これには
鎔岩の
粉末が
加はつてゐるから
多少暗黒色に
見える。
この
流下の
際なほ
多量の
蒸氣を
吐き
出しつゝあると、こーくすのような
粗面の
鎔岩となるが、もし
蒸氣が
大抵吐き
出されてしまつた
後ならば、
表面が
多少滑かに
固まり
たとひ
多少強い
地震を
起すことがあつても、それは
中流以下のものであつて、
最大級の
程度を
遙かに
下つたものである。
前に
噴火の
前後に
地盤の
變動が
徐々に
起ることを
述べた。
“多少”の意味
《名詞》
多少(たしょう)
多いことと少ないこと。多いか少ないか。
少量。小規模。ある程度。
《形容動詞》
多少(たしょう)
少量ではあるが、無視できるほど皆無ではなく。
(出典:Wiktionary)