“決断”のいろいろな読み方と例文
旧字:決斷
読み方割合
けつだん66.7%
おもいきり16.7%
ケツダン16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
決断けつだんがついたか、あの大きな碧瞳へきどうをギョロリと光らし丹羽昌仙の耳もとへなにかの計略はかりごとをささやいて、ことばのおわりに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
若死したものが生れ代ると男になって、老耄が生れ代ると業で女になるんだ。あり相で居て、色気と決断おもいきり全然からっきし無しよ、あるものは慾気ばかりだ。私は思わずほほ笑ませられた。
かんかん虫 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
ケサ、六時ロクジ林房雄氏ハヤシフサオシ一文イチブンンデ、ワタシカカナケレバナルマイトゾンジマシタ。多少タショウ悲痛ヒツウト、決断ケツダン、カノ小論ショウロン行間ギョウカンアラナガレテ清潔セイケツゾンジマシタ。文壇ブンダン、コノ四、五ネンナカッタコトダ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)