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決断
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けつだん
ふりがな文庫
“
決断
(
けつだん
)” の例文
旧字:
決斷
決断
(
けつだん
)
がついたか、あの大きな
碧瞳
(
へきどう
)
をギョロリと光らし丹羽昌仙の耳もとへなにかの
計略
(
はかりごと
)
をささやいて、ことばのおわりに
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹一が
知恵
(
ちえ
)
をめぐらしてそう
決断
(
けつだん
)
した。こうなるともう、だれひとり反対するものはなく、秘密で出かけることがかえってみんなをうきうきさせた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
わたくしは確かにその一本は数馬の勝だと思いました。が、勝だと思うや否や、いや、竹刀の当りかたは弱かったかも知れぬと思いました。この二度目の考えはわたくしの
決断
(
けつだん
)
を
鈍
(
にぶ
)
らせました。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
我事
(
わがこと
)
すでに
了
(
おわ
)
れりとし主家の結末と共に
進退
(
しんたい
)
を決し、たとい身に
墨染
(
すみぞめ
)
の
衣
(
ころも
)
を
纒
(
まと
)
わざるも心は全く
浮世
(
うきよ
)
の
栄辱
(
えいじょく
)
を
外
(
ほか
)
にして
片山里
(
かたやまざと
)
に
引籠
(
ひきこも
)
り静に
余生
(
よせい
)
を送るの
決断
(
けつだん
)
に出でたらば、世間においても真実
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
早くもさっしたから、よけいにこの
難問題
(
なんもんだい
)
の
決断
(
けつだん
)
がつかなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“決断”の意味
《名詞》
決 断(けつだん)
迷わずに意志を決めること。
(出典:Wiktionary)
決
常用漢字
小3
部首:⽔
7画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“決断”で始まる語句
決断力