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余生
ふりがな文庫
“余生”の読み方と例文
読み方
割合
よせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よせい
(逆引き)
が、ただ一つ御耳に入れて置きたいのは、当日限り私は狂人と云う名前を負わされて、憐むべき
余生
(
よせい
)
を送らなければならなくなった事でございます。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私
(
わたくし
)
はそこで
忠実
(
ちゅうじつ
)
な
家来
(
けらい
)
や
腰元
(
こしもと
)
を
相手
(
あいて
)
に
余生
(
よせい
)
を
送
(
おく
)
り、そしてそこでさびしくこの
世
(
よ
)
の
気息
(
いき
)
を
引
(
ひ
)
き
取
(
と
)
ったのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その
渦
(
うず
)
の中からのがれたい。たとえこの荒れた島はいかにさびしくとも、ここで静かに
余生
(
よせい
)
を送りましょう。私が朝夕心をつくしてご奉公申し上げますから。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
余生(よせい)の例文をもっと
(7作品)
見る
“余生”の意味
《名詞》
余 生(よせい)
自分の残りの人生を謙遜して言う言葉。
(出典:Wiktionary)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
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余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
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余波
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余少時曾在先生之門
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小川未明
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