“決斷”の読み方と例文
新字:決断
読み方割合
けつだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勾引かどはかせし馬士まご松五郎に相違有まじ依ては其方共の決斷けつだん甚だくら依怙贔屓えこひいき沙汰さたに聞ゆるぞ此申譯があらば申聞よとあるに本多家の役人共追々吟味づめの樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それもよるつてつかれた身體からだよこにし甘睡かんすゐおちいるまでの少時間せうじかん彼等かれらたがひけつがた思案しあん交換かうくわんするのであつた。從來これまで夫婦ふうふあひだいづれが本位ほんゐであるかわからぬほど勘次かんじには決斷けつだんちから缺乏けつばふしてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
聞て拷問がうもんに掛るは裁判さいばんの法にあらず假令憑司如何樣いかやうに申とも心得有べき筈なり榊原家にても公事決斷けつだん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)