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多少
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いくらか
ふりがな文庫
“
多少
(
いくらか
)” の例文
多少
(
いくらか
)
纏まった銭が骨折れずに入った時であったから、何時もちょび/\本を売っては
可笑
(
おかし
)
な処ばかしを
彷徨
(
うろつ
)
いていたが、今日は少し気楽な贅沢が為て見たくなって
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
小野田の話によると、父親の財産として、
少
(
すこし
)
ばかりの山が、それでもまだ残っていると云うのであった。その山を売りさえすれば、
多少
(
いくらか
)
の金が手につくというのであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“多少”の意味
《名詞》
多少(たしょう)
多いことと少ないこと。多いか少ないか。
少量。小規模。ある程度。
《形容動詞》
多少(たしょう)
少量ではあるが、無視できるほど皆無ではなく。
(出典:Wiktionary)
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“多少”で始まる語句
多少銭
多少飯事