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多少
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すこし
ふりがな文庫
“
多少
(
すこし
)” の例文
それも
多少
(
すこし
)
は祖母を引うけた家から
扶助
(
みつい
)
でもらって僅かに
糊口
(
くらし
)
を立てていたので、お秀の給料と針仕事とでは三人の口はとても
過活
(
すぐ
)
されなかった。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
それも月の十日と二十日は琴平の縁日で、中門を
出入
(
ではいり
)
する人の
多少
(
すこし
)
は通るが、実、
平常
(
ふだん
)
、此町に用事のある者でなければ余り人の
往来
(
ゆきき
)
しない所である。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“多少”の意味
《名詞》
多少(たしょう)
多いことと少ないこと。多いか少ないか。
少量。小規模。ある程度。
《形容動詞》
多少(たしょう)
少量ではあるが、無視できるほど皆無ではなく。
(出典:Wiktionary)
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“多少”で始まる語句
多少銭
多少飯事