“養蠶”の読み方と例文
新字:養蚕
読み方割合
やうさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南(みなみ)では養蠶(やうさん)の結果(けつくわ)が好(よ)かつたのと少(すこ)しばかり餘(あま)つた桑(くは)が意外(いぐわい)な相場(さうば)で飛(と)んだのとで、一圓(ゑん)ばかりの酒(さけ)を奮發(ふんぱつ)したのであつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
さうして養蠶(やうさん)の忙(せは)しい四月(ぐわつ)の末(すゑ)か五月(ぐわつ)の初(はじめ)迄(まで)に、それを悉皆(すつかり)金(かね)に換(か)へて、又(また)富士(ふじ)の北影(きたかげ)の燒石(やけいし)許(ばかり)ころがつてゐる小村(こむら)へ歸(かへ)つて行(ゆ)くのださうである。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
一日(じつ)又(また)一日(じつ)、彼(かれ)は稼(かせ)ぎに稼(かせ)ぎ、百姓(ひやくしやう)は勿論(もちろん)、炭(すみ)も燒(やけ)ば、材木(ざいもく)も切(き)り出(だ)す、養蠶(やうさん)もやり、地木綿(ぢもめん)も織(お)らし、凡(およ)そ農家(のうか)の力(ちから)で出來(でき)ることなら、何(なん)でも手當次第(てあたりしだい)、そして一生懸命(いつしやうけんめい)にやりました。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)