“やうさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
養蠶50.0%
養蚕33.3%
養三16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして養蠶やうさんせはしい四ぐわつすゑか五ぐわつはじめまでに、それを悉皆すつかりかねへて、また富士ふじ北影きたかげ燒石やけいしばかりころがつてゐる小村こむらかへつてくのださうである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
養蚕やうさんの手伝をして日当を稼ぐなど、それは村の人が一時眼をそばだてる程の勤勉なる労働者と為つた
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
内田養三やうさんは戊辰の東席順に「奥御医師、内田養三、三十五」と云つてある。然らば天保五年生である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)