“ようさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
養蚕96.6%
孕産3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみならず臍繰金へそくりがねを高利に廻して、養蚕ようさんや米の収穫後になるとかさずに自分で出かけて、ピシピシと取立てたりするようになったので
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
養蚕ようさんは比較的一般に行われて、随って桑畑も多い。けれ共、大業にするのではなく、副業ふくぎょうにしているのだからその利益もしれたものである。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
文明なるものは実に武力の胎内より孕産ようさんしたるものなることを。試みに思え。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)