“鉄鎖”のいろいろな読み方と例文
旧字:鐵鎖
読み方(ふりがな)割合
てっさ61.5%
てつさ23.1%
かなぐさり7.7%
てつぐさり7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鉄鎖”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)15.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
右手はるかに海がえ、やがて断崖だんがいの上に張りめぐらした鉄鎖てっさらしいものが眼に入ってきます。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
広い庭の隅に、何を建増するのか、運動選手のように背中に番号をつけた囚人達が、足につながれた鉄鎖てっさの音をさせながら働いていた。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
と、彼は、牢役人や、同心や小者など、大勢の人々がさせる鉄鎖てつさの音と共に、外へ曳き出された。
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鉄鎖てつさのように黄葉したその葉が月の光でよく見えた。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
「ふふふふ。浪さんが上れたら、金鵄きんし勲章をあげるよ。そらあ急嶮ひどい山だ、鉄鎖かなぐさりが十本もさがってるのを、つたって上るのだからね。僕なんざ江田島えたじまで鍛い上げたからだで、今でもすわというとマストでもリギングでもぶら下がる男だから、何でもないがね、浪さんなんざ東京の土踏んだ事もあるまい」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
いくらもがいても丸太まるた鉄鎖てつぐさりが一そうもつれるばかりで、さすがのロボもいまはどうしようもないのである。
私はそのくびから鉄鎖てつぐさりを取り、羊飼ひつじかいに手伝わせて、ロボをブランカの死体をおいた小舎こやへ運び入れて、そのかたわらにならべてやった。