“羊飼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひつじか40.0%
ひつじかひ40.0%
ひつじかい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はそのくびから鉄鎖てつぐさりを取り、羊飼ひつじかいに手伝わせて、ロボをブランカの死体をおいた小舎こやへ運び入れて、そのかたわらにならべてやった。
村の牛飼うしかひ羊飼ひつじかひたちは、とき/″\湖水の中から、ふしぎな泣きごゑが聞えるものですから、気味悪がつて、その近くの草つ場へは一人も出てこなくなりました。
湖水の鐘 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
その時よりかのわらべは城にとどまりて、羊飼ひつじかいとなりしが、たまはりしもてあそびの笛を離さず、のちにはみづから木をけずりて笛を作り、ひたすら吹きならふほどに、たれ教ふるものなけれど
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)