“ひつじかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牧羊者60.0%
牧人20.0%
羊飼20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じいやぶれた帽子ぼうしをかぶっていました。そして西洋せいようにあるとしとった牧羊者ひつじかいのように、しろいあごひげがのびていました。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ここきりの話だが底をわって言えば、そして私の牧人ひつじかいなる君に至当なる懺悔ざんげをすれば、私は正当なる理性を有するのである。
「村長どの、イエスが私を牧人ひつじかいにされたのは、まさにそれらの群れの牧人にされたのかもわかりません。だれが神の定められた道を知りましょう。」
その時よりかのわらべは城にとどまりて、羊飼ひつじかいとなりしが、たまはりしもてあそびの笛を離さず、のちにはみづから木をけずりて笛を作り、ひたすら吹きならふほどに、たれ教ふるものなけれど
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)