羊飼ひつじかひ)” の例文
村の牛飼うしかひ羊飼ひつじかひたちは、とき/″\湖水の中から、ふしぎな泣きごゑが聞えるものですから、気味悪がつて、その近くの草つ場へは一人も出てこなくなりました。
湖水の鐘 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
鳥の声や風の音や波のひびきなどをまねた音楽、それから、ロシヤの川船の船頭の歌、スイスの山のなかの樵夫きこりの歌、アルプスのふもとの羊飼ひつじかひの歌、フランスの田舎の葡萄ぶだうつみの歌
エミリアンの旅 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)