“激昂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げっこう67.6%
げきこう22.2%
げきかう9.3%
たかぶ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カン蛙は、野鼠の激昂げっこうのあんまりひどいのに、しばらくはあきれていましたが、なるほど考えて見ると、それも無理はありませんでした。
蛙のゴム靴 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
その挑戦的ちょうせんてきな態度が徳川方を激昂げきこうさせて東西雄藩の正面衝突が京都よりほど遠からぬ淀川よどがわ付近の地点に起こったとのうわさも伝わった。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
カン蛙は、野鼠の激昂げきかうのあんまりひどいのに、しばらくはあきれてゐましたが、なるほど考へて見ると、それも無理はありませんでした。
蛙のゴム靴 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
心臓が、激昂たかぶつたりまた鎮まつたりする、夜を彼女は望んでゐました。