“激励”の読み方と例文
旧字:激勵
読み方割合
げきれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弱虫の若様をこれまでに激励げきれいしたのはたしかに正三君のおてがらだった。藤岡先生は照彦様を病室へ見おくってから
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
絶望におちいりやすくなった自分の心を一所けんめい激励げきれいして、八木君は、はじめいた奥のところへもどってきた。
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし、話の内容は決して愉快ゆかいなものではなかった。塾の将来に対する憂慮ゆうりょや、理事長と塾長に対する同情と激励げきれいの言葉が、ほとんどそのすべてであった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)