タギ)” の例文
夜は、もうけて居た。谷川のタギちの音が、段々高まつて来る。二上山の二つの峰の間から、流れくだる水なのだ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
兵とゐし去年コゾの思ひのかそけさは、しづかにタギつ朝川の如
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
中臣・藤原の遠祖が、天二上アメノフタカミに求めた天八井アメノヤヰの水を集めて、峰を流れ降り、岩にあたつて漲りタギつ川なのであらう。瀬音のする方に向いて、姫は、タナソコを合せた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
中臣・藤原の遠祖が、天二上アメノフタカミに求めた天八井アメノヤヰの水を集めて、峰を流れ降り、岩にあたつて漲りタギつ川なのであらう。瀬音のする方に向いて、姫は、タナソコを合せた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
中臣・藤原の遠祖が、天二上アメノフタカミに求めた天八井アメノヤヰの水を集めて、峰を流れ降り、岩にあたつてミナギタギつ川なのであらう。瀬音のする方に向いて、姫は、タナソコを合せた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
つた つたと來て、ふうとち止るけはひ。耳をすますと、元の寂かな夜に、——タギクダる谷のとよみ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
つた つたと来て、ふうとち止るけはひ。耳をすますと、元のシヅかな夜に、——タギクダる谷のとよみ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
つた つたと來て、ふうとち止るけはひ。耳をすますと、元の寂かな夜に——タギクダる谷のとよみ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
谷川のタギちの音が、段々高まつて來る。二上山の二つの峰の間から、流れくだる水なのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
谷川のタギちの音が、段々高まつて來る。二上山の二つの峰の間から、流れくだる水なのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)