トップ
>
殘骸
ふりがな文庫
“殘骸”の読み方と例文
新字:
残骸
読み方
割合
ざんがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんがい
(逆引き)
月桂樹の並木道を下りて行くとき、私は七葉樹の
殘骸
(
ざんがい
)
を見た。それは黒く引裂かれて突立つて、
眞中
(
まんなか
)
から裂けた幹は物凄く口を開いてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
要するに
廢
(
すた
)
れて放擲られた都會の生活の
糟
(
かす
)
と
殘骸
(
ざんがい
)
………雨と風とに
腐蝕
(
ふしよく
)
した
屑
(
くづ
)
と切ツぱしとが、
尚
(
なほ
)
しも
淋
(
さび
)
しい
小汚
(
こぎた
)
ない
影
(
かげ
)
となツて
散亂
(
ちらば
)
ツてゐる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
搾れるだけ搾り取つた最後の
殘骸
(
ざんがい
)
から、命がけの力で噛み取ることだけが許されてゐた。だから彼等は搾取するそのことだけに疲勞
困憊
(
こんぱい
)
してゐた。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
殘骸(ざんがい)の例文をもっと
(3作品)
見る
殘
部首:⽍
12画
骸
常用漢字
中学
部首:⾻
16画
“殘”で始まる語句
殘
殘念
殘酷
殘忍
殘暑
殘月
殘虐
殘金
殘惜
殘滓
“殘骸”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
三島霜川
下村千秋