“妻木”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
つまき	66.7%
つまぎ	33.3%

つまき

「妻木（つまき）、妻木」——光秀は呼んで、にわかに左右の襖（ふすま）をながめた。

新書太閤記：07 第七分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

「私は妻木（つまき）というものです。鶴原の甥です」

あやかしの鼓 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)

つまぎ

翻長太息（はんちやうたいそく）に堪へずして曰（いはく）、台州（たいしう）有人（ひとあり）と。古人が詩に心を用ふる、惨憺経営の跡想ふべし。青々（せいせい）が句集妻木（つまぎ）の中に、「初夢や赤（あけ）なる紐（ひも）の結ぼほる」

骨董羹：―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)

妻	常用漢字 小５ 部首:⼥ 8画
木	常用漢字 小１ 部首:⽊ 4画