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薄紅色
ふりがな文庫
“薄紅色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすべにいろ
50.0%
ときいろ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすべにいろ
(逆引き)
あの子は、十分ばかり前に、箱の中から可愛い
薄紅色
(
うすべにいろ
)
の
上着
(
うはぎ
)
を引張り出した。それをひろげると、あの子の顏は、嬉しさに輝いた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
薄紅色
(
うすべにいろ
)
の
透取
(
すきとお
)
る
硝子杯
(
コップ
)
の小さいのを取って前に引いたが、いま一人哲学者と肩を
竝
(
なら
)
べて、手織の綿入に
小倉
(
こくら
)
の
袴
(
はかま
)
、
紬
(
つむぎ
)
の羽織を脱いだのを、
紐
(
ひも
)
長く椅子の
背後
(
うしろ
)
に、裏を
翻
(
かえ
)
して
引懸
(
ひっか
)
けて
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
薄紅色(うすべにいろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ときいろ
(逆引き)
薄紅色
(
ときいろ
)
に深く
唐草
(
からくさ
)
を散らした壁紙に、立ちながら、手頃に届く
電鈴
(
ベル
)
を、白きただ中に押すと、座に返るほどなきに
応
(
こたえ
)
がある。入口の戸が五寸ばかりそっと
明
(
あ
)
く、ところを振り返った母が
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
扮装
(
なり
)
は黒縮緬に変り裏の附きましたのに帯はございませんで、
薄紅色
(
ときいろ
)
のしごきを幾重にも巻附けまして、丸髷は根が抜けてがっくりと横になって、
鬢
(
びん
)
の髪も乱れて櫛
簪揷
(
かんざし
)
も抜けて居てありませんで
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
薄紅色(ときいろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“薄紅”で始まる語句
薄紅
薄紅梅
薄紅葉
検索の候補
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“薄紅色”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
三遊亭円朝
夏目漱石
泉鏡花