トップ
>
うすべにいろ
ふりがな文庫
“うすべにいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
淡紅色
60.0%
薄紅色
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淡紅色
(逆引き)
いつか、
青年
(
せいねん
)
が、
行商
(
ぎょうしょう
)
にきた
時分
(
じぶん
)
に
持
(
も
)
ってきたような、
青
(
あお
)
い
貝細工
(
かいざいく
)
や、
銀
(
ぎん
)
のかんざしや、
口紅
(
くちべに
)
や、
香油
(
こうゆ
)
や、そのほか
女
(
おんな
)
たちの
好
(
す
)
きそうな
紅
(
あか
)
い
絹地
(
きぬじ
)
や、
淡紅色
(
うすべにいろ
)
の
布
(
ぬの
)
などであったのです。
北の不思議な話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さながらおせんが
持
(
も
)
ってきた、
貝細工
(
かいざいく
)
のように、
銀
(
ぎん
)
のかんざしのように、
紅
(
あか
)
い
絹
(
きぬ
)
を
拡
(
ひろ
)
げたように、
淡紅色
(
うすべにいろ
)
の
布地
(
ぬのじ
)
を
見
(
み
)
るように、それらのものをみんな
大空
(
おおぞら
)
に
向
(
む
)
かって
投
(
な
)
げ
撒
(
ま
)
いたように……。
北の不思議な話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
うすべにいろ(淡紅色)の例文をもっと
(3作品)
見る
薄紅色
(逆引き)
あの子は、十分ばかり前に、箱の中から可愛い
薄紅色
(
うすべにいろ
)
の
上着
(
うはぎ
)
を引張り出した。それをひろげると、あの子の顏は、嬉しさに輝いた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
薄紅色
(
うすべにいろ
)
の
透取
(
すきとお
)
る
硝子杯
(
コップ
)
の小さいのを取って前に引いたが、いま一人哲学者と肩を
竝
(
なら
)
べて、手織の綿入に
小倉
(
こくら
)
の
袴
(
はかま
)
、
紬
(
つむぎ
)
の羽織を脱いだのを、
紐
(
ひも
)
長く椅子の
背後
(
うしろ
)
に、裏を
翻
(
かえ
)
して
引懸
(
ひっか
)
けて
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これを、併し彼は自分で
選
(
えら
)
ぶと云ひ切つた。私は心配しながら、
華
(
はな
)
やかな品物の上を、彼の眼が
逍遙
(
さまよ
)
ふのを見つめた。彼は中でも最も素晴らしい紫水晶色の絹と、はでな
薄紅色
(
うすべにいろ
)
の繻子に眼を留めた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
うすべにいろ(薄紅色)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
ときいろ
うすあかいろ
うすくれない
たんこうしょく
たんこうしよく
ももいろ
もゝいろ
ピンク