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秋草
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あきくさ
ふりがな文庫
“
秋草
(
あきくさ
)” の例文
庭
(
にわ
)
には、はげいとうや、しおんのような、
秋草
(
あきくさ
)
が
咲
(
さ
)
き
乱
(
みだ
)
れていました。
中
(
なか
)
にも、うす
紅色
(
べにいろ
)
のコスモスの
花
(
はな
)
がみごとでした。
少年と秋の日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あの
廣々
(
ひろ/″\
)
とした
富士
(
ふじ
)
の
裾野
(
すその
)
には、
普通
(
ふつう
)
の
登山期
(
とざんき
)
よりも
少
(
すこ
)
し
遲
(
おく
)
れて
八
(
はち
)
九月
(
くがつ
)
の
頃
(
ころ
)
には、
殊
(
こと
)
に
美
(
うつく
)
しい
秋草
(
あきくさ
)
がたくさん
咲
(
さ
)
きます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
晩には
門野
(
かどの
)
を
連
(
つ
)
れて、神楽坂の縁日へ
出
(
で
)
掛けて、
秋草
(
あきくさ
)
を二鉢三鉢買つて
来
(
き
)
て、
露
(
つゆ
)
の
下
(
お
)
りる
軒
(
のき
)
の
外
(
そと
)
へ
並
(
なら
)
べて
置
(
お
)
いた。夜は深く
空
(
そら
)
は
高
(
たか
)
かつた。星の
色
(
いろ
)
は
濃
(
こ
)
く
繁
(
しげ
)
く
光
(
ひか
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
無邪氣
(
むじやき
)
の
笑顏
(
ゑがほ
)
いつも
愛
(
あい
)
らしく、
雪三
(
せつざう
)
よ
菊塢
(
きくう
)
の
秋草
(
あきくさ
)
盛
(
さか
)
りなりとかきくを、
此程
(
このほど
)
すぐさず
伴
(
ともな
)
ひては
給
(
たま
)
はらずやと
掻口説
(
かきくど
)
きしに、
何
(
なん
)
の
違背
(
ゐはい
)
のある
筈
(
はず
)
なく、お
前
(
まへ
)
さま
御都合
(
ごつがふ
)
にて
何時
(
いつ
)
にてもお
供
(
とも
)
すべしと
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
それから彼は、かねて連絡をつけてあった看護婦の
秋草
(
あきくさ
)
に渡した。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
秋草
(
あきくさ
)
の
乱
(
みだ
)
れた、
野原
(
のはら
)
にまで、
女
(
め
)
ちょうは一
気
(
き
)
に
飛
(
と
)
んでくると
気
(
き
)
がゆるんで、一
本
(
ぽん
)
の
野菊
(
のぎく
)
の
花
(
はな
)
にとまって
休
(
やす
)
みました。
冬のちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
秋草
(
あきくさ
)
の
咲
(
さ
)
き
乱
(
みだ
)
れた
高原
(
こうげん
)
を、だんだん
遠
(
とお
)
ざかってゆく、
手風琴
(
てふうきん
)
の
音
(
ね
)
がきこえました。
手風琴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“秋草”の解説
秋草(あきぐさ)は、大日本帝国海軍の海軍航空技術廠で開発されたロケット迎撃機「秋水」の訓練用滑空機(軍用グライダー)である。海軍の識別符号はMXY8。大日本帝国陸軍ではク13と識別符号を与えたが、愛称は特に無く単に「秋水滑空機」と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“秋草”で始まる語句
秋草色染
秋草城
秋草模樣