“転錨”の読み方と例文
読み方割合
てんびょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「勝手にしやがれ!」「頼まないや!」と云って、監督等が自分達で、船を領海内に転錨てんびょうさしてしまった。ところが、それが露国の監視船に見付けられて、追跡された。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)