“揚錨絞盤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
キャプスタン50.0%
いかりまき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、わが老練な水夫君らが揚錨絞盤キャプスタンの周りを足踏み鳴らして歩き𢌞る(註三二)のを聞くまでは、小生は一刻をも享楽しないでしょう。
揚錨絞盤キャプスタンてこを𢌞すのに調子を合せて歌ってしゃがらしたらしい、高い、老いぼれたよぼよぼの声だった。
干潮ひきしおの時に綱を持ってあっちの向側の岸へ行くんだ。あのでっけえ松の樹のどれか一つにその綱をぐるりと巻く。それからそいつを持ってけえって」揚錨絞盤いかりまきに巻いて、潮を待ってるんだ。