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碇綱
ふりがな文庫
“碇綱”の読み方と例文
読み方
割合
いかりづな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかりづな
(逆引き)
卯八は料理のため用意した出刄庖丁を取出すと、
碇綱
(
いかりづな
)
をブツリと切りました。あとは、
艪
(
ろ
)
に寄つて、馴れない乍ら一と押し、二た押し。
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
水番
小舎
(
ごや
)
の付近に
繋留
(
けいりゅう
)
された小舟四隻に分乗して、湖心に
漕
(
こ
)
ぎ出しましたが、湖底へ
碇綱
(
いかりづな
)
を下ろす必要も何もありません。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
染八の
首級
(
くび
)
は、
碇綱
(
いかりづな
)
のように下がっている
撥
(
は
)
ね
釣瓶
(
つるべ
)
の縄に添い、落ちて来たが、地面へ届かない
以前
(
まえ
)
に消えてしまった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
碇綱(いかりづな)の例文をもっと
(8作品)
見る
碇
漢検準1級
部首:⽯
13画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“碇”で始まる語句
碇泊
碇
碇泊中
碇床
碇関
碇場
碇着
碇形
碇草
碇舶
“碇綱”のふりがなが多い著者
押川春浪
橘外男
鈴木三重吉
島崎藤村
江戸川乱歩
国枝史郎
野村胡堂