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本艦々上
ふりがな文庫
“本艦々上”の読み方と例文
読み方
割合
ほんかんかんじやう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんかんかんじやう
(逆引き)
と、
高
(
たか
)
き
調
(
しらべ
)
は
荒鷲
(
あらわし
)
の、
風
(
かぜ
)
を
搏
(
たゝ
)
いて
飛
(
と
)
ぶごとく、
低
(
ひく
)
き
調
(
しらべ
)
は
溪水
(
たにみづ
)
の、
岩
(
いは
)
に
堰
(
せ
)
かれて
泣
(
な
)
く
如
(
ごと
)
く、
檣頭
(
しやうとう
)
を
走
(
はし
)
る
印度洋
(
インドやう
)
の
風
(
かぜ
)
、
舷
(
げん
)
に
碎
(
くだ
)
くる
波
(
なみ
)
の
音
(
おと
)
に
和
(
わ
)
して、
本艦々上
(
ほんかんかんじやう
)
、
暫時
(
しばし
)
は
鳴
(
なり
)
も
止
(
や
)
まなかつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
大佐
(
たいさ
)
一顧
(
いつこ
)
軍刀
(
ぐんたう
)
の
鞘
(
さや
)
を
拂
(
はら
)
つて、
屹
(
きつ
)
と
屹立
(
つゝた
)
つ
司令塔上
(
しれいたうじやう
)
、一
令
(
れい
)
忽
(
たちま
)
ち
高
(
たか
)
く、
本艦々上
(
ほんかんかんじやう
)
戰鬪喇叭
(
せんとうらつぱ
)
鳴
(
な
)
る、
士官
(
しくわん
)
の
肩章
(
けんしやう
)
閃
(
きら
)
めく、
水兵
(
すいへい
)
其
(
その
)
配置
(
はいち
)
に
就
(
つ
)
く、
此時
(
このとき
)
、
既
(
すで
)
に
早
(
はや
)
し、
既
(
すで
)
に
遲
(
おそ
)
し、
海賊船
(
かいぞくせん
)
から
打出
(
うちだ
)
す
彈丸
(
だんぐわん
)
は
雨
(
あめ
)
か、
霰
(
あられ
)
か。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
本艦々上(ほんかんかんじやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
艦
常用漢字
中学
部首:⾈
21画
々
3画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
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