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一顧
ふりがな文庫
“一顧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっこ
87.0%
いつこ
8.7%
いちこ
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっこ
(逆引き)
嘗
(
かつ
)
てあんなにも恋い
焦
(
こが
)
れていたその人を、
一顧
(
いっこ
)
の価値もない腐肉の塊であると観じて、清く、貴く、
豁然
(
かつぜん
)
と死んで行ったであろうか。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
一顧(いっこ)の例文をもっと
(20作品)
見る
いつこ
(逆引き)
(これは或は僕等には
寧
(
むし
)
ろ不名誉なことかも知れない。)彼等は僕等に
一顧
(
いつこ
)
も与へてゐない。僕等は彼等には未開人である。しかも日本に住んでゐる彼等は必ずしも彼等を代表するものではない。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一顧(いつこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いちこ
(逆引き)
尊氏は、弟をそこまで送り出して、同時に
東下
(
とうげ
)
する諸将たちへも、いちいち
一顧
(
いちこ
)
ずつの別れを送った。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一顧(いちこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一顧”の意味
《名詞》
ちらりと振り返って見ること。ちょっと注意すること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
顧
常用漢字
中学
部首:⾴
21画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一顧”のふりがなが多い著者
橋本五郎
押川春浪
松濤明
牧野富太郎
吉川英治
谷崎潤一郎
伊藤左千夫
江戸川乱歩
夏目漱石
岡本かの子