“荒鷲”の読み方と例文
読み方割合
あらわし100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なあに、日本海軍なんか恐れることはありませんよ。さすがの昭和遊撃隊も、僕の『荒鷲あらわし』にかかっては、意気地がありませんからね。」
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
「うゝん、ちがふよ。僕は空の荒鷲あらわしになるんだ。だから今のうちから、高いところにのぼつて、なれるんだ。『僕は少年航空兵』ほら来た。あれは複葉の偵察機だよ。」
賢い秀雄さんの話 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
「あッ!」ピストルは、甲板に落ちた。僕は、素早くそれを拾おうとしたが、同時に荒鷲あらわしのような手がそれに伸びた。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
この一雫ひとしずくが身に染みたら、荒鷲あらわしはしに貫かれぬお雪の五体も裂けるであろう。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ちょうどそのとき、ラジオのニュースで、きょうも荒鷲あらわしてきの○○飛行場ひこうじょう猛爆もうばくして多大ただい戦果せんかおさめたことをほうじた。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
見ると、なかでも大きな一本の樺の木に、あの竹童のっている荒鷲あらわしがつながれてあった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本にっぽん荒鷲あらわしだ。」と、さけんだものがあります。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
私は荒鷲あらわしのようにたけりたけって、グラスをつかんだ。
断崖の錯覚 (新字新仮名) / 太宰治黒木舜平(著)
荒鷲あらわしける
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「そうか。それにフーラーさんと『荒鷲あらわし』がたすかったからな。あのものすごい爆発の火のなかから、さっと『荒鷲』がとび出した時には、わしもびっくりしたよ。」
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)