“荒鷲”の読み方と例文
読み方割合
あらわし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われをわすれ、樺の密林みつりんけこんだ。見ると、なかでも大きな一本の樺の木に、あの竹童のっている荒鷲あらわしがつながれてあった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なあに、日本海軍なんか恐れることはありませんよ。さすがの昭和遊撃隊も、僕の『荒鷲あらわし』にかかっては、意気地がありませんからね。」
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
ちょうどそのとき、ラジオのニュースで、きょうも荒鷲あらわしてきの○○飛行場ひこうじょう猛爆もうばくして多大ただい戦果せんかおさめたことをほうじた。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)