“上演脚本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あげほん50.0%
アゲホン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この話の内容は、芝居にすると相当物騒なんですから、警視庁へ出すのには筋の通る限り骨抜きにした上演脚本あげほんを書いて下さらなくちゃ駄目よ。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
新聞の広告を見た大森署の司法主任の綿貫警部補っていうのがヒョッコリと警視庁へ遣って来て、あの『二重心臓』の上演脚本あげほんを見せてくれと云うのだ。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
何でもカンでも上演脚本アゲホンがパスさえすれあ、それでいいって云うんだからその通りに書いておいたのさ。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)