“上本町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うえほんまち33.3%
うへほんまち33.3%
おたび33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上本町うえほんまち九丁目の本家から、阪急蘆屋あしや川の分家、———幸子の家の方へ、前からも始終、一人が帰れば一人が来ると云う風にして、代る代る泊りに来ていたのが
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
春であるなら遅い早いにかゝはらず、牡丹ぼたんで名高い吉助園きちたすゑんと云ふ植木屋へ最初に行くのです。それから上本町うへほんまちの博物場へ廻るのです。なか島公園しまこうゑんへも行くのです。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「ありません、上本町おたびのあとがすぐここでおしまいで」
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)