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椽先
ふりがな文庫
“椽先”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゑんさき
50.0%
えんさき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゑんさき
(逆引き)
父は間もなく用事が出来て行つてしまひ、私も子供心に
憂
(
うれひ
)
を長く覚えては居ず、
椽先
(
ゑんさき
)
で
手鞠
(
てまり
)
をついて居り升た。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
通らでも事は済めども言はば近道の
土手々前
(
どてでまへ
)
に、
仮初
(
かりそめ
)
の
格子門
(
かうしもん
)
、のぞけば
鞍馬
(
くらま
)
の
石燈籠
(
いしどうろ
)
に
萩
(
はぎ
)
の
袖垣
(
そでがき
)
しをらしう見えて、
椽先
(
ゑんさき
)
に巻きたる
簾
(
すだれ
)
のさまもなつかしう
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
椽先(ゑんさき)の例文をもっと
(2作品)
見る
えんさき
(逆引き)
「家の光」の
編輯者
(
へんしゅうしゃ
)
から、何か夏の晩の
椽先
(
えんさき
)
などで、子供や女たちといっしょに読んで面白いような、話はないかという相談を受けた、それは幾らでも捜したらあると思う。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
折ふし徳蔵おじは
椽先
(
えんさき
)
で、
霜
(
しも
)
に
白
(
しら
)
んだ
樅
(
もみ
)
の木の上に、大きな星が二つ三つ光っている寒空をながめて、いつもになく、ひどく心配そうな、いかにも沈んだ
顔付
(
かおつき
)
をしていましたッけが
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
椽先(えんさき)の例文をもっと
(2作品)
見る
椽
漢検1級
部首:⽊
13画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“椽”で始まる語句
椽
椽側
椽大
椽端
椽木
椽鼻
椽配
椽前
椽台
椽境
検索の候補
露椽先
“椽先”のふりがなが多い著者
若松賤子
樋口一葉
柳田国男