“額椽”の読み方と例文
読み方割合
がくぶち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その小包を開いて見ると、細い額椽れた、八号ばかりの油絵と、一冊の本とが這入っていた。
仙人掌の花 (新字新仮名) / 山本禾太郎(著)
それから手を伸して貴金属商アンドレの店頭装飾写真の入っている額椽のうしろへ挟んだ。十年以上も無視していたおみちが急に蘇って来たのはどうしたわけだろうか。
巴里祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
額椽の向うと、琥珀色の陽がさしている、もうひとつの別な世界があって、そこで、現実の生活とは関係のない、季節と日常がくりかえされているのではないかというような気がする。