トップ
>
棰
ふりがな文庫
“棰”の読み方と例文
読み方
割合
たるき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たるき
(逆引き)
如何にも
莫迦
(
ばか
)
げているが、これは屋根板をめくり取るのを容易にする為で、かくすると
棰
(
たるき
)
から棰へ火が飛びうつらぬことが観察される。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
何故なら、濡れたがらくたの堆積の間に、春は植物を
慈
(
いつくし
)
んでゐた——草や雜草などが、石や落ちた
棰
(
たるき
)
の間のあちこちに生えてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
煤で光る
棰
(
たるき
)
の下に大きな
炉
(
いろり
)
が一つ切ってあって、その炉の灰ばかりが、閉め切った雨戸の節穴からさし込む日光の温みにつれ、秋の末らしく湿り、また春の始めらしく軽く乾く。
毛の指環
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
棰(たるき)の例文をもっと
(5作品)
見る
“棰(
垂木
)”の解説
垂木(たるき)は木造・鉄骨構造などの建築における小屋組構造材である。棰(木へんに垂)とも書かれる。
軒桁-母屋-棟木の上に等間隔に渡される。垂木の上に野地板や構造用合板などを張り、屋根下地とすることが多い。
(出典:Wikipedia)
棰
部首:⽊
12画
“棰”の関連語
椽
“棰”を含む語句
化粧棰
棰木
棰楚
“棰”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
エドワード・シルヴェスター・モース
和辻哲郎
宮本百合子