“棰木”の読み方と例文
読み方割合
たるき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは奥行の深い棰木たるきがむきだしになった、がらんとした粗末な部屋で、半ば以上窓が雪に埋まっているので薄暗く、もののかたちが朧気によろめいている。
海豹島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)