トップ
>
『池袋の怪』
ふりがな文庫
『
池袋の怪
(
いけぶくろのかい
)
』
安政の大地震の翌る年の事で、麻布の某藩邸に一種の不思議が起った。即ち麻布六本木に西国某藩の上屋敷があって、ここに先殿のお部屋様が隠居所として住って居られたが、幾年来別に変った事もなく、怪しい事もなく、邸内無事に暮していた。然るにその年の夏の …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝倶楽部」1902(明治35)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
洗
(
ふ
)
何
(
いず
)
彼
(
かの
)
所為
(
しわざ
)
繁茂
(
おいしげ
)
飜
(
こぼ
)
迸出
(
ほとばし
)
扼
(
さす
)
家
(
や
)
四個
(
よつ
)
只管
(
いたずら
)
飽
(
あき
)
為
(
し
)
限
(
かぎり
)
何処
(
いずく
)
突然
(
だしぬけ
)
中
(
あた
)
祟
(
たたり
)
手懸
(
てがかり
)
撲
(
う
)
蛙
(
かわず
)
是
(
こ
)
解
(
わか
)
怪異
(
あやしみ
)
蚊帳
(
かちょう
)
的
(
あて
)
空砲
(
からづつ
)
可
(
よ
)
一先
(
ひとまず
)
三個
(
みつ
)
伝説
(
いいつたえ
)
低
(
た
)
何方
(
どっち
)
魘
(
おび
)
厭
(
いと
)
小歇
(
おや
)
肝
(
きも
)
鮮血
(
なまち
)
穿索
(
せんさく
)
随
(
したが
)
遍
(
あまね
)
霎時
(
しばらく
)
響
(
ひびき
)
翌
(
あく
)
習慣
(
ならわし
)
談話
(
はなし
)
一個
(
ひとつ
)
頭
(
かしら
)
邸
(
やしき
)
颯
(
さっ
)
記
(
しる
)
詮議
(
せんぎ
)
詰合
(
つめあい
)
攘
(
はら
)
侍女
(
こしもと
)
先殿
(
せんとの
)
効目
(
ききめ
)
半晌
(
はんとき
)
宿直
(
とのい
)
居列
(
いなら
)
居堪
(
いたたま
)
屹
(
きっ
)
左
(
さ
)
忽
(
たちま
)
恐嚇
(
おどし
)
扨
(
さて
)
種々
(
いろいろ
)
暇
(
いとま
)
曾
(
かつ
)
果
(
はて
)
椽
(
えん
)
歇
(
や
)
浚
(
さら
)
為
(
な
)
然
(
しか
)
狐
(
きつね
)
狸
(
たぬき
)
着様
(
つけよう
)
礑
(
はた
)