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居列
ふりがな文庫
“居列”の読み方と例文
読み方
割合
いなら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなら
(逆引き)
ずらりとそこに
居列
(
いなら
)
んだ面々も、(そんなことは万々承知だ)といったような、いかにも見透かしたようなふうをしてその酌を受けていた。
六月
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
で、一同も少しく魂負けがして、念の為に石の最も多く降るという座敷にズラリと
居列
(
いなら
)
んで、
屹
(
きっ
)
と
頭
(
かしら
)
をあげて天井を睨み詰めていると、石は一向に落ちて来ぬ。
池袋の怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
広びろとした
框
(
かまち
)
に金係りお米係りの番頭が、行儀よくズーッと
居列
(
いなら
)
んでいるのだが、この
札差
(
ふださ
)
しの番頭は、首代といっていい給金を取ったもので、無茶な旗本連を向うへまわして
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
居列(いなら)の例文をもっと
(3作品)
見る
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
列
常用漢字
小3
部首:⼑
6画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪
“居列”のふりがなが多い著者
相馬泰三
林不忘
岡本綺堂