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蚊絣
ふりがな文庫
“蚊絣”の読み方と例文
読み方
割合
かがすり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがすり
(逆引き)
高柳君は
床
(
とこ
)
のなかから
這
(
は
)
い出した。
瓦斯糸
(
ガスいと
)
の
蚊絣
(
かがすり
)
の綿入の上から
黒木綿
(
くろもめん
)
の羽織を着る。机に向う。やっぱり翻訳をする
了簡
(
りょうけん
)
である。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
じみな
蚊絣
(
かがすり
)
の
大島紬
(
おおしまつむぎ
)
に同じ羽織を
襲
(
かさ
)
ねた重吉が
仔細
(
しさい
)
らしく
咳嗽払
(
せきばら
)
いでもして、そろそろ
禿
(
は
)
げ上りかけた
額
(
ひたい
)
でも
撫
(
な
)
でている様子を見ると、案外
真面目
(
まじめ
)
な夫婦らしく、十二
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
空の高いところにはP51のパトロールが
蚊絣
(
かがすり
)
のように飛んでいる。
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
蚊絣(かがすり)の例文をもっと
(3作品)
見る
蚊
常用漢字
中学
部首:⾍
10画
絣
漢検1級
部首:⽷
12画
“蚊”で始まる語句
蚊帳
蚊
蚊遣
蚊遣火
蚊遣香
蚊柱
蚊屋
蚊燻
蚊細
蚊針
“蚊絣”のふりがなが多い著者
久生十蘭
夏目漱石
永井荷風