“蚊（あぶ）” の例文

山茶花（さざんか）の咲く冬のはじめごろなど、その室の炭の匂（にお）いが漂って、淡い日が蘭（らん）の鉢植にさして、白い障子に翼（はね）の弱い蚊（あぶ）がブンブンいっているのを聞きながら

旧聞日本橋：04 源泉小学校 (新字新仮名) ／ 長谷川時雨(著)

“蚊”の意味

《名詞》

（か　学術的表記"カ"）　双翅目カ科の昆虫の総称。幼虫は孑孑（孑孒）。 (夏の季語)
(出典:Wiktionary)

“蚊（カ）”の解説

カ（蚊）は、ハエ目（双翅目）糸角亜目カ科（学名: Culicidae）に属する昆虫である。イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など35属、約2,500種～約3000種が世界に存在し、うち日本は100種程度である（東京都福祉保健局による）。ヒトなどから血液を吸う吸血動物であり、種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。
カの最も古い化石は、1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されている。
(出典:Wikipedia)

蚊	常用漢字 中学 部首:⾍ 10画