たまし)” の例文
旧字:
そして心の底までひやっとするような気がすると、それと同時に楯井さんは、すぐ嫁さんのたましだと思込んでしまった。
惨事のあと (新字新仮名) / 素木しづ(著)
いや深く、いや重く、泣きしづむたまし精舎しやうじや
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
洋書ほん金字きんじ時雨しぐれたまし
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)