“洋書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほん25.0%
やうしよ25.0%
ようしよ25.0%
ブック25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのつた赤皮あかがは瀟洒せうしや洋書ほん
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
宗助そうすけ駿河臺下するがだいした電車でんしやりた。りるとすぐ右側みぎがは窓硝子まどがらすなかうつくしくならべてある洋書やうしよいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
みかきのはこれもとりて、割據かつきよつくえうへりかゝつて、いままで洋書ようしよひもとゐたは年頃としごろ二十歳はたちあまり三とはるまじ、丸頭まるあたまの五がりにてかほながからずかくならず、眉毛まゆげくて黒目くろめがちに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あたらし洋書ブックの中ほどを開けて読む、天窓あたまの、てらてら光るのは、当女学校の教頭、倫理と英文学受持…の学士、宮畑閑耕。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)