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猖獗
ふりがな文庫
“猖獗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうけつ
92.7%
さかん
2.4%
しやうけつ
2.4%
しようけつ
2.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうけつ
(逆引き)
火災が起こり
飢饉
(
ききん
)
が始まった。何もかも、ありとあらゆるものが滅びていった。疫病はしだいに
猖獗
(
しょうけつ
)
を加え、ますます
蔓延
(
まんえん
)
していった。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
猖獗(しょうけつ)の例文をもっと
(38作品)
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さかん
(逆引き)
が、
漸々
(
だんだん
)
病勢が
猖獗
(
さかん
)
になるに
従
(
つ
)
れて、渠自身も余り丈夫な体ではなし、流石に不安を感ぜぬ訳に行かなくなつた。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
猖獗(さかん)の例文をもっと
(1作品)
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しやうけつ
(逆引き)
三四年前、この村から十里許り隔つた或村に同じ
疫
(
やまひ
)
が
猖獗
(
しやうけつ
)
を極めた時、所轄警察署の
当時
(
とき
)
の署長が、大英断を以て全村の交通遮断を行つた事がある。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
猖獗(しやうけつ)の例文をもっと
(1作品)
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しようけつ
(逆引き)
素見
(
ひやかし
)
の客があちらにチラリ、こちらにチラリ、ところ/″\にタクシーが横づけになつて居て、まるで、
猖獗
(
しようけつ
)
な伝染病流行当時の都市を見る様である。一つしかない名古屋の遊郭だ。
名古屋スケッチ
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
猖獗(しようけつ)の例文をもっと
(1作品)
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“猖獗”の意味
《名詞》
猖 獗(しょうけつ)
好ましくないものの勢いが盛んなさま。猛威をふるうこと。
失敗する。くつがえる。(蜀志・諸葛亮伝)
(出典:Wiktionary)
猖
漢検1級
部首:⽝
11画
獗
漢検1級
部首:⽝
15画
“猖”で始まる語句
猖紅熱
猖狂
猖々緋
検索の候補
狡黠猖獗
“猖獗”のふりがなが多い著者
高見順
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
徳冨蘆花
吉川英治
小栗虫太郎
蘭郁二郎
林不忘
小酒井不木
中島敦
佐々木邦