“うさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
29.6%
宇佐22.2%
14.8%
14.8%
菟狭7.4%
宇沙3.7%
欝憂3.7%
菟狹3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今もいろいろと思い悩まされた揚句あげくが、その思いだけを紙にうつすことによって、そのうさを晴らそうとしました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
むし苦勞くらうまぎらさうとするのである、うささんじよう、こひわすれよう
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その途中、豊前ぶぜん宇佐うさにお着きになりますと、その土地の宇佐都比古うさつひこ宇佐都比売うさつひめという二人の者が、御殿ごてんをつくってお迎え申し、てあつくおもてなしをしました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
宇佐うさまで六里。小倉まで十五里半。
夕顔の門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「狐こんこん狐の子、狐の団子はうさのくそ。」
雪渡り (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「狐こんこん狐の子、狐の団子はうさのくそ。」
雪渡り (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「そんなわけではない。久しぶりに、夕飯なと共にして、うさでも語ろうと思うたまでのことよ。はははは。まあ、くつろげ」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「せめて、口にでも、恋しいというて、我慢のうさをはらしたまでよ。——時に、捕虜とりこの善性坊はどうしておるな」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
菟狭うさはよ、さすしほ水上みなかみ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
(また曰く、「後儒はおもえらく、神は陰陽の霊なり。ゆえに常躬じょうきゅう鎮坐をいうことなし。また謂らく、魂は気血の精のみ。ゆえに死魂散滅と議思す。これ人間の理量にして、神仙の知にあらず。鎮坐することなければ、すなわち三輪五瀬立つところを知らず。魂、散滅するときは、すなわち菟狭うさ、芳野ここになんぞ立てん」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
かれ豐國の宇沙うさに到りましし時に、その土人くにびと名は宇沙都比古うさつひこ宇沙都比賣うさつひめ二人、足一騰あしひとつあがりの宮を作りて、大御饗おほみあへ獻りき。
欝憂うさを忘るゝためにおのれと記臆きをくせし雑俳ざつぱいかきつらねて、友におくりしうち
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
菟狹うさはよ、さすしほ水上みなかみ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)