“土人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どじん75.0%
くにびと8.3%
ハジビト8.3%
土佐藩士8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南洋なんようのあまり世界せかいひとたちにはられていないしまんでいる二人ふたり土人どじんが、難船なんせんからすくわれて、あるみなといたときでありました。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれ豐國の宇沙うさに到りましし時に、その土人くにびと名は宇沙都比古うさつひこ宇沙都比賣うさつひめ二人、足一騰あしひとつあがりの宮を作りて、大御饗おほみあへ獻りき。其地そこより遷りまして、竺紫つくしの岡田の宮に一年ましましき。
此朝には、名高い殉死の風習及び出雲土人ハジビトの埴輪創製の物語などが伝へられてゐる。即喪葬旧儀を説くに、必まづ語られねばならなかつた宮廷関係の古詞章だつたからである。
土人土佐藩士の名を以御修行(なされ)度御事ニ付、御やく束仕候所、(はからず)此度の危難、又此度も上件の諸兄に御面会仕候所、諸君皆云、何分出崎の志が達度たつしたしとの御事ナリ。