“うさぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
97.5%
1.2%
0.6%
鵜鷺0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うさぎに荒されたらしいいたって不景気な豆畠に、もう葉を失って枯れ黒んだ豆がショボショボと泣きそうな姿をして立っていたりして
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
義母おつかさんうさぎにつまゝママれたやうなかほつきをして
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ここに氣多けたさきに到りし時に、あかはだなるうさぎ伏せり。ここに八十神その菟に謂ひて云はく、「いましまくは、この海鹽うしほを浴み、風の吹くに當りて、高山の尾の上に伏せ」
また大字の頭字を一つずつ持ち寄って名を附けている所もある。『地方名鑑』などを見るとたくさんの例がある。出雲いずも簸川ひかわ日御崎ひのみさきの附近で鵜峠うど鷺浦さぎうらの二大字を合わせて鵜鷺うさぎ村というのがある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)