『雪渡り』
雪渡りその一(小狐の紺三郎) 雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板で出来てゐるらしいのです。 「堅雪かんこ、しみ雪しんこ。」 お日様がまっ白に燃えて百合の匂を撒きちらし又雪をぎらぎら照らしました。 木なんかみ …
著者 | 宮沢賢治 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「愛国婦人」1921(大正10)年12月号、1922(大正11)年1月号 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約14分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約22分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
嫁
氷
大兄
瞬
兎
凍
匂
偽
画
兵衛
埋
浪花
封蝋
小兄
居
柏
欺
水仙
上
硬
藍
頬
可笑
兎
候
嫁
袴
叩
狐
百合
今迄
笛
云
只今
身体
迄
雪沓
一寸
餅
鹿
黍
鼠
拭
射
嬉
小狐
尖
尤
尻尾
悦
戴
氷柱
撒
播
囃
栗
椀
呉
家
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