“除夜(ぢよや)” の例文
多事多難なりける明治三十六年も今日に尽きて、今は其の夜にさへなりにけり、寺々には百八煩悩の鐘鳴り響き、各教会には除夜(ぢよや)の集会(あつまり)開かる
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
吾(わ)が国(くに)正月十五日に斎(さい)の神のまつりといふは所謂(いはゆる)左義長(さぎちやう)なり。唐土(もろこし)に爆竹(ばくちく)といふ唐人(たうひと)除夜(ぢよや)の詩(し)に、竹爆(たけたふる)千門の响(ひゞき)燈(ともしび)燃(もゆる)万戸明(あきらか)なりの句あれば、爆竹(ばくちく)は大晦日にする事なり。
今は幻滅の除夜(ぢよや)の真近(まぢか)だ。
傾ける殿堂 (新字旧仮名) / 上里春生(著)
吾(わ)が国(くに)正月十五日に斎(さい)の神のまつりといふは所謂(いはゆる)左義長(さぎちやう)なり。唐土(もろこし)に爆竹(ばくちく)といふ唐人(たうひと)除夜(ぢよや)の詩(し)に、竹爆(たけたふる)千門の响(ひゞき)燈(ともしび)燃(もゆる)万戸明(あきらか)なりの句あれば、爆竹(ばくちく)は大晦日にする事なり。