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串柿
ふりがな文庫
“串柿”の読み方と例文
読み方
割合
くしがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くしがき
(逆引き)
新吉は
外方
(
そっぽう
)
を向いて、壁にかかった東郷大将の
石版摺
(
せきばんず
)
りの
硝子張
(
ガラスば
)
りの額など見ていた。床の鏡餅に、大きな
串柿
(
くしがき
)
が載せてあって、
花瓶
(
かびん
)
に梅が
挿
(
さ
)
してあった。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
恐れながら、御意はそのまま、殿へお返し申しましょう。——お鞍の上で、
串柿
(
くしがき
)
や
瓜
(
うり
)
など喰べて、御城下を
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
河豚
(
ふぐ
)
にあたれば、
樟脳
(
しょうのう
)
の粉を湯に溶解してこれをのみ、吐血をなせば、
串柿
(
くしがき
)
を黒焼きにし、これを粉にしてのみ、あるいは、打咽には柿のへたを紛にしてこれをのみ、耳に水が入れば
妖怪学一斑
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
串柿(くしがき)の例文をもっと
(5作品)
見る
串
常用漢字
中学
部首:⼁
7画
柿
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“串柿”の関連語
干柿
枯露柿
“串”で始まる語句
串戯
串
串談
串刺
串戲
串焼
串本
串魚
串差
串崎
“串柿”のふりがなが多い著者
井上円了
徳田秋声
柳田国男
吉川英治