“渋柿園”の読み方と例文
読み方割合
じゅうしえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老人は歴史小説が好きで、先月から連載中の塚原渋柿園じゅうしえん氏作『由井正雪』を愛読しているというのである。
半七捕物帳:50 正雪の絵馬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
余り畑違はたけちがいの著述であるのを不思議に思って、それから間もなく塚原老人に会った時にくと、「大変なものを見附けられた。アレはネ……」と渋柿園じゅうしえん老人は例の磊落らいらくな調子で
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
これも塚原渋柿園じゅうしえん直話じきわですが、牛込の江戸川橋のそばに矢柄やがら何某という槍の先生がありました。
江戸の化物 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)