“柿岡”の読み方と例文
読み方割合
かきおか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九年まえに行ったときは東京で式を済ませて式服のまま自動車を牛久うしく土浦つちうら石岡いしおか柿岡かきおかと、秋晴の野を丘を走らせたから板敷山は越えない。かっきり暮れてから着いた。
加波山 (新字新仮名) / 服部之総(著)
ところが先年筑波山つくばさんの北側の柿岡かきおかの盆地へ行った時にかの地には珍しくない「地鳴り」の現象を数回体験した。その時に自分は全く神来的に「はらみのジャンはこれだ」と感じた。
怪異考 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)